カーネルコンピュータシステム

比較結果の色数

比較結果における、差分の色(追加と削除部分それぞれ)と一致部分の色、枠の色はそれぞれ指定できます。

通常の比較結果
図1 標準設定の比較結果
(削除の色=赤、追加の色=青、一致部分の色=黒、枠の色=緑)

しかし、通常(8ビット出力)では指定できる色はある程度限られています。 一方、長尺サイズなどの大きな図面を比較して、結果をカラー画像として出力すると、データのサイズが大きくなり、 比較結果を表示することができなくなってしまいます。

[比較結果の色数]で24ビットを選択してフルカラー(16,777,216色)の中から指定できるようにするか、 4ビットや1ビットを選択して出力データのサイズを抑え、より大きな図面を比較できるようにするか、選ぶことができます。

24ビット以外の場合、指定した色によってはディザリングによる減色が発生する場合があります。

ディザリングによる減色の例
図2 ディザリングによる減色の例

1ビット出力について

1ビットを選択することで、長尺サイズのように大きな図面を比較することができるようになりますが、 差分箇所が目立ちにくくなります。

図3 のように、差分の色に黒、一致部分の色にグレーを指定することで、 (追加部分か削除部分かの判断はできなくなってしまいますが、) 差分箇所を目立たせることができます。

また、アノテーションの枠を併せて利用することで 1ビット出力であっても色の付いた枠を表示させることが可能です。

出力色数を1ビットにし、アノテーションの枠を利用した比較結果
図3 アノテーションの枠を有効にした1ビット出力設定の比較結果
(追加の色=黒、削除の色=黒、一致部分の色=グレー、枠の色=緑)

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