製品概要
KDForm_Siwakeについて
- 仕分けを行うイメージファイルと比較用のデータを比較し、フォーム形状または画像特徴の一致率により、指定したフォルダに自動で仕分けして格納します。
仕分け時の比較機能について
フォーム形状の比較
- フォーム形状の比較結果による仕分け処理を行うことができます。
入力画像データとフォームデータのフォーム形状を比較し、一致した場合に指定したフォルダへ仕分けします。
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線部分の比較
- 枠線や文章の下線などの線部分の比較結果による仕分け処理を行うことができます。
入力画像データと比較用画像データの線部分を比較し、一致した場合に指定された フォルダへ仕分けします。
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色情報の比較
- 画像データ内の色情報の比較結果による仕分け処理を行うことができます。
入力画像データと比較用画像データの色情報を比較し、一致した場合に指定されたフォルダへ仕分けします。
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描画数の比較
- 絵や図形などの描画の数の比較結果による仕分け処理を行うことができます。
入力画像データと比較用画像データの描画数を比較し、一致した場合に指定されたフォルダへ仕分けします。
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画像全体の比較
- 画像全体の比較結果による仕分け処理を行うことができます。
入力画像データと比較用画像データの全体を比較し、一致した場合に指定されたフォルダへ仕分けします。
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画像の一部分の比較
- 画像の一部分の比較結果による仕分け処理を行うことができます。
入力画像データ内に比較用画像データと類似している箇所が存在するかを調べ、存在した場合に指定したフォルダへ仕分けします。
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仕分け時の機能
自動正立処理
- 仕分け時に、入力ファイルに回転を加えたデータと一致するデータがある場合、入力ファイルに回転処理を加えたものを指定フォルダにコピーすることができます。
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特定領域塗りつぶし機能
- フォーム形状の比較による仕分け時に、仕分けファイルの特定領域を黒く塗りつぶして出力することができます。
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特定領域抜き出し機能
- フォーム形状の比較による仕分け時に、仕分けファイルの特定領域を抜き出して別ファイルとして出力することができます。
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位置合わせ機能
- 位置合わせ機能を使うことにより、誤差などを補正して仕分けを行うことができます。
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仕分け時の情報出力機能
- 仕分け時の情報を、テキストファイルとして出力することが可能です。
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その他の仕分け時の動作について
- 仕分け時に、入力ファイルをコピーするか移動するかを選択して指定することができます。
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ファイル名重複時の処理について
既存ファイルへ上書きを行う
- 仕分け先フォルダ内に同名のファイルが存在する場合、既存ファイルへ上書きを行います。
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出力ファイル名に年月日情報を付加する
- 仕分け先フォルダ内に同名のファイルが存在する場合、仕分けを行うファイル名に年月日情報を付加し、仕分け処理を行います。
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既存ファイル名に年月日情報を付加する
- 仕分け先フォルダ内に同名のファイルが存在する場合、既存ファイル名に年月日情報を付加した後に、仕分け処理を行います。
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出力ファイルを別フォルダへ出力する
- 仕分け先フォルダ内に同名のファイルが存在する場合、仕分け先フォルダに年月日情報を付加した名称のフォルダへ仕分けを行います。
仕分け先フォルダ内には、常に古いファイルが存在することになります。
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既存ファイルを別フォルダへ出力する
- 仕分け先フォルダ内に同名のファイルが存在する場合、仕分け先フォルダに年月日情報を付加した名称のフォルダへ既存ファイルを移動した後に、仕分け処理を行います。
仕分け先フォルダ内には、常に最新のファイルが存在することになります。
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出力ファイル名に連番を付加する
- 出力ファイル名に連番を付加し、仕分け処理を行います。
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フォーム、画像特徴の認識時の機能
認識範囲指定
- フォームの認識時に、外枠だけではなく内枠の認識も可能です。
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認識時の回転機能
- データが逆さまになっている場合などいろいろな角度のデータに対して、回転処理をした後に認識を行うことができます。
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画像補正機能
- 認識時に、小さなごみなどのノイズを除去することができます。
また、細すぎる線や太すぎる線を調整することができます。
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その他の機能
事前のフォーム登録について
- 仕分け時に使用するフォームデータグループは、200個まで作成可能です。
その際、フォームデータグループ内のフォームデータは、20個まで登録可能です。
マルチページファイルについて
- 仕分け時に、マルチページの入力ファイルを使用できます。
- 仕分け時に、既存のファイルに結合してマルチページファイルとして出力することが可能です。
対応データ形式
入力対応フォーマット
- BMP(非圧縮)
- JPEG
- TIFF(非圧縮,Packbits,G3,G4,CCITT-1D,JPEG,classF,TiledG4,LZW)
※ 入力がTIFFの場合、仕分け処理時のみ、マルチページファイルに対応しています。
出力対応フォーマット
- BMP(非圧縮)
- JPEG
- TIFF(Packbits,G4)
※ 出力ファイルのフォーマットを指定しなかった場合は、入力ファイルと同じフォーマットで仕分けされます。
※ 出力がTIFFの場合、仕分け処理時のみ、マルチページファイルに対応しています。
簡易マニュアル
KDForm_Siwakeについて記載した簡易マニュアルをPDFファイルでダウンロードできます。
Q&Aと関連ページ
- KDForm_Siwakeに関するQ&A
- データ比較関連の変換ソフト
(KDコンバートシリーズでデータの比較に関連する製品をまとめたページです。) - 自動認識関連の変換ソフト
(KDコンバートシリーズで自動認識に関する製品をまとめたページです。)
動作環境
対応OS
- Windows XP
- Windows Vista
- Windows 7
- Windows 8 / Windows 8.1
- Windows 10
- Windows Server 2003
- Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
※64bit環境では、32bitアプリケーションとして動作します。
価格表
型番 | 製品名 | 価格 (税抜) |
---|---|---|
KD-DIF0101 | KDForm_Siwake | 40万円 |
- 製品定価にサポート費用は含まれていません。別途サポート費用が必要です。
>>詳細はこちら - 動作環境が物理環境の場合はCPU数、仮想環境の場合はコア(vCPU)数によって追加費用が必要な場合があります。
>>詳細はこちら
オプション製品
製品名 | 製品概要 |
---|---|
KDauto_trans (標準版) |
監視フォルダへ入力データを格納することで自動的にデータ変換を行います。変換結果は、印刷、ファイル転送、指定した別のフォルダへのファイル出力ができます。 |
更新履歴
2020年7月31日
バージョンアップを行いました。(ver 1.1.6)
- EVコードサイニング証明書による署名に対応しました。
2019年11月29日
バージョンアップを行いました。(ver 1.1.5)
2019年5月24日
Windows Server 2019に対応しました。